畳の豆知識

畳のお手入れやトラブル解決、畳が出来上がるまでなど、畳に関する豆知識をご紹介します。

畳のお手入れ方法

長く快適に使って頂くために

基本的に新畳にはダニなどの虫はついていません。
じゅうたん、カーペット、布団などと同様に、温度・湿度・衛生状態などの原因がそろったときに発生します。
風通しを良くしてこまめに掃除をすることが効果的です。

ダニ、カビを防ぐ、効果的な普段のお手入れ方法

掃除機をマメにかけてください

ダニ・カビのエサとなるホコリやゴミを取り除いてください。

畳の目に沿って

晴れた日には南風を通してください

風は湿気を多く含みますので、南風をお部屋に通してください。窓は1ヶ所よりも2ヶ所以上開けておいた方が、風の通りがよくなります。30分ほどの換気でも大変効果があります。

湿度が高いときは、除湿器やエアコンで湿度を下げてください

梅雨時期は、水をたっぷり吸収します。(畳の部屋で洗濯物を干すのは、できるだけ避けましょう。)

畳の上のじゅうたんやカーペットの重ね敷きは避けましょう

ホコリがたまりやすく、ダニ・カビが発生しやすくなります

汚れがひどいときは、から拭きしてください。

ぞうきん掛けは、から拭きが原則です。

から拭き

それでもカビが生えてしまったら

天日干し

乾燥機は熱で湿度を下げるため繊維が傷みます。乾燥機から出した時に湿度が一定に戻ろうとして、畳が急激に湿気を取り込んでしまいます。天日干しで太陽の光を浴びて自然に虫や湿気をとばします。

大嶋畳商店では、表替えをご予約のお客様には天日干しを無料サービス(要予約)させていただいています。

天日干しの方法
番号を振る
畳の入れ間違いが起こらないように番号を振るなどしておきましょう。
日に当てる
畳が地面に直接触れないよう、台の上に乗せるなどして日に当てます(物干し竿に立てかけるイメージ)。このとき、直射日光に当てるのは畳床です。畳表を当ててはいけません。
干す
布団叩きなどでホコリをたたき出してから4〜5時間干します。
※もし日干しができない場合は、畳の片端を本の上に乗せるなどして風を通してあげましょう。